在宅介護が必要になったら…知っておきたい介護用品の選び方

在宅介護が必要になったら…知っておきたい介護用品の選び方

在宅介護が必要になったら…知っておきたい介護用品の選び方
在宅介護が必要になった場合、何から準備をすればいいのか戸惑うこともあるでしょう。しかし、介護用品が一つでも欠けていると、介護される人は生活が非常に不便に。あらかじめ介護用品についての知識を持っておくと、いざという時にスムーズに用意できます。介護用品の選び方や、介護保険が適用される福祉用具などをご紹介します。

この記事の目次

介護用品にはどんなものがあるのか

特に選ぶのが難しいのが介護ベッドとマットレス

介護用品には介護保険が使えるものがある

介護用品の相談は楽楽シニアがオススメ

自分たちだけで介護用品を選ぶのは難しいかもしれない

介護用品にはどんなものがあるのか

在宅介護の準備のためには、介護用品の種類を知っておく必要があります。在宅介護となると、老人ホームなどの介護施設にある介護用品や福祉用具のほぼすべてを自分たちで揃える形となります。

介護用品(福祉用具)の種類で主なものは、介護ベッドやマットレス、床ずれ予防用具です。

他にも、トイレ用具や入浴用具、車いす、移乗・移動用具なども欠かせない介護用品です。生活用品では、食事を介助するための食器や立ち上がる時の補助器具、歩行の補助をする歩行器なども用意する必要があります。

介護される人がどの程度自立して生活できるのかを考慮して選ぶことが何より大切です。

特に選ぶのが難しいのが介護ベッドとマットレス

介護用品の中でも、介護ベッドやマットレスは慎重に選ぶ必要があります。これらによって暮らしの快適さが変わるといっても過言ではないからです。

何もわからず適当に選んでしまうと、介護を受ける人の今後を変えてしまうことすらあります。

クリアできる目標づくりから

介護ベッドやマットレスを選ぶ時は、まず本人がクリアできそうな目標をつくることから始めましょう。たとえば、毎日起き上がる、毎日窓の景色を見るといったものです。

そういったことを毎日クリアすることで暮らしにハリが出るといいます。その目標をクリアするためにはどんな介護ベッドやマットレスを選べばいいのか、おのずと選択肢が絞られてきます。

こんなマットレスやベッドがオススメ

たとえば、毎日起き上がる、窓の景色を見るというのが目標なら、背上げ機能が充実していて硬めのマットレスを選ぶと実現しやすいです。

背上げ機能があれば起き上がりを補助してくれますし、硬めのマットレスは身体の沈み込みがあまりないので起き上がりを邪魔しません。

また、ベッドやマットレスは毎日掃除するのが困難なので、通気性が良く、清潔を保ちやすくなっているものがオススメです。

介護をする人の負担が軽くなるようなテーブルや高さ調節ができるものもありますので、他の機能も合わせて考慮するといいですね。

介護用品には介護保険が使えるものがある

介護用品の中には介護保険が適用されるものがあります。

介護保険で購入費を控除してもらうためには、「特定福祉用具販売の指定を受けた福祉用具」を取り扱っている事業所で購入する必要があります。

購入費が控除されるものは?

特定福祉用具に指定されていて購入費が控除されるのは、ポータブルトイレなどの腰掛け便座や自動排泄処理装置の交換可能部品です。

自動排泄処理装置は便や尿を吸引する福祉用具で、在宅介護で必要になることがあります。その装置のチューブやタンクなどの部品が控除対象となります。

他にも、入浴補助用具が介護保険の適用になり、入浴用および浴槽内のいすや手すり、入浴用介助ベルトなどが控除されます。さらに、簡易浴槽や移動用リフトのつり具も適用となっています。

特定福祉用具販売を利用できるのは?

介護保険で特定福祉用具販売を利用できる対象者は、要支援(1〜2)や要介護(1〜5)の認定を受けた人です。

要介護認定を受けると、特定福祉用具販売を利用することが可能となります。同年度内の支給限度額は10万円までとなっていますが、年度が更新されると支給額がリセットされます。

特定福祉用具販売の注意点

注意すべきなのが、特定福祉用具販売を利用するには手続きが必要だということです。特定福祉用具を取り扱っている事業所で購入すると、事業所で控除適用の申請書が渡されます。

その申請書と購入した商品の領収書を持って、市区町村の窓口(介護保険課など)に申請します。購入する時は一度全額を支払う必要がありますし、申請しないと控除されないことを理解しておきましょう。

介護用品の相談は楽楽シニアがオススメ

実際に介護用品を選ぶとなると、本当にこれで合っているのか不安になることもありますよね。

そんな時は、普段から介護の分野を専門的に扱っている楽楽シニアに相談するといいですよ。楽楽シニアは介護施設や老人ホームの紹介サービスを行っている会社なので、介護用品についても詳しいです。

どんなにささいな相談でも引き受けてもらえるので、介護を受ける人にふさわしくない介護用品を選んでしまう前に、一度楽楽シニアに相談してみるといいでしょう。

相談は無料ですし、電話する時間がなければメールでも対応してくれます。経験豊富な相談員が対応してくれるので安心です。

自分たちだけで介護用品を選ぶのは難しいかもしれない

選ぶ時に参考となる介護用品の種類や、介護保険が適用される福祉用具について解説しました。

介護用品は大切な家族の暮らしを左右するものです。介護を受ける人に合っていないものを選んでしまわないよう、専門家に相談しながら選ぶことが大切です。

小さなことでも無料で相談にのってくれる楽楽シニアのようなサービスを利用すると、在宅介護が快適になるよう手助けしてくれるでしょう。

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