老後に起こりやすい相続トラブルと解決するためにすべき対策とは

老後に起こりやすい相続トラブルと解決するためにすべき対策とは

老後に起こりやすい相続トラブルと解決するためにすべき対策とは
高齢者の平均寿命が延びている日本では、老後の相続に関するトラブルが増えているのをご存じですか。 トラブルを回避するためには、相続はまだまだ先のことと考えないで、頭や体がしっかりとしているうちに対策を考えておくことがとても大切です。 ここでは、老後に起こりやすい相続のトラブルや解決の方法をまとめてみました。

この記事の目次

老後に起こりやすい相続トラブルとは?

相続トラブルにならないためにやるべきこと

不動産に関するトラブルの解決法

相続トラブルを回避するには準備が大切

老後に起こりやすい相続トラブルとは?

高齢化社会を迎えた日本では、認知症を患うお年寄りの数も年々増加をしています。

認知症とまではいかなくても、物忘れがひどくなったりお金を下ろしに銀行まで行けなかったりといった理由で、親の通帳や銀行カードを家族が管理するケースも少なくありません。

よくある使途不明の遺産

実は、相続トラブルで多いのが、使途不明な遺産です。

お金を下ろすたびにノートなどに何に使ったかを記入していれば良いのですが、親子の間でそこまできっちりする人は少ないでしょう。

親が亡くなって相続が発生したときに、通帳から引き落とされたお金を何に使ったのか正確に答えることができずに、親のために使った生活費でさえ疑いの対象になるなど、ここからトラブルに発展することが意外と多いのです。

親の介護費の負担を誰がしたか

生前に親の介護を兄弟の誰かが負担していて、相続が発生してから親の世話をしていない兄弟たちが相続に加わることでトラブルになることがあります。

どんな風に親の介護をしていたかでも相続の内容は変わりますが、それを周りの兄弟に明確に証明できないことが多いのでトラブルになります。

また、遺産が不動産だけの場合も、すでに被相続人の親と同居しているなら不動産を分割することができないので、解決が難しくなります。

トラブルが起きやすいのは、相続財産が5,000万円以下というデータも出ており、遺産が少ないから相続トラブルが起きないとは限らないのです。

 

相続トラブルは、相続人同士が疎遠だったり仲が悪かったりすると、こじれる確率が高くなります。

このような場合、法的に定められた相続に不服というよりも、「親の面倒を見た」、「家を購入するときに片方だけ援助をしてもらった」など、感情的な損得が出てくるのでやっかいになります。

相続トラブルにならないためにやるべきこと

相続で仲の良い家族がけんかをして疎遠になるなど、トラブルが起こるとたいへんなエネルギーを使います。

遺産がお金だけなら配分については考えなければいけませんが、分けることができるので解決できないことはありません。これが不動産になると、きっちりと平等に分けづらいので、問題が起きやすいです。

資産の目録を用意しておこう

残された家族が遺産のことでもめないために、生前できるだけ早い時期にやっておいた方が良いことがあります。

まず、一番重要なのは、銀行の預貯金をはじめ土地や建物などの資産の目録を作ることです。プラスだけでなく、住宅ローンなどマイナスもきちんと整理しておくと、相続の手続きがスムーズに行えます。

生前に話し合っておく

遺産相続に関しては、民法で相続する順位やだれがどれくらい相続できるかが決められています。

ただ、生きている間に相続させたい資産を決めたい場合、遺言書を作成する方法があります。

相続人は時間が経過するほど増える可能性があるので、法定相続人を整理・把握して取りかかることが大事です。

もし誰にも知らせずに遺言書を作成してしまうと、相続が発生した段階で聞いていない・知らなかったなどけんかに発展することもあります。

また、親の面倒を見たのに相続分が少ないとトラブルになるケースが多いので、話し合いができるうちに「相続人と資産や相続について語り合える環境を作る」ことが大切です。

不動産に関するトラブルの解決法

不動産の相続トラブルを解決する方法はいくつかあります。

①換価分割

まず1つ目は、換価分割というものです。不動産を売って現金に換え、相続人が分け合います。

現金にすれば平等に分けやすいですし、相続人が不動産を欲しくないときもメリットはあります。

②代価分割

2つ目は、代償分割です。

相続の対象が不動産だけで、兄弟のだれかが親と同居をしていて今後も住み続けたい場合、他の兄弟にその土地の価格と同等の現金を支払って相続分に当てることをいいます。

デメリットとして、換価分割は譲渡所得税が必要になることもある・相続人の誰かが住みたい場合は話し合いが進まないことが挙げられます。

代償分割の注意点は、不動産の相場に見合う現金が用意できないと反対される可能性があります。

相続トラブルを回避するには準備が大切

相続は、さまざまなトラブルが発生しがちです。

そのようなことにならないためには、生前できるだけはやく資産を整理して目録を作ったり、遺言書を考えたりしている場合は、法定相続人を把握しておきましょう。

ただ、コミュニケーションが不足しているとトラブルも起きやすいので、できるだけ相続人と資産や相続について話し合う場を持つことも重要です。

老後のお金・年金

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