養護老人ホームってどんなところ?どんな人に向いているの?

養護老人ホームってどんなところ?どんな人に向いているの?

養護老人ホームってどんなところ?どんな人に向いているの?
皆さんは、養護老人ホームってご存知ですか? 特別養護老人ホームだったら聞いたことがあるけど・・・。そう思った方も多いのではないでしょうか? 介護施設としては認知度の低い養護老人ホーム。 一体どのような施設なのでしょうか?

この記事の目次

養護老人ホームってどんなところ?どんな人に向いているの?

養護老人ホームに入居するには?

養護老人ホームで受けられるサービス

養護老人ホームに入居している方々の背景は?

困窮している方々のために作られた養護老人ホーム

養護老人ホームってどんなところ?どんな人に向いているの?

数ある介護施設のうち、終戦後より歴史を持つ養護老人ホーム。
昔はよく「養老院」なんて呼ばれていましたが、ご存知の方もいらっしゃるかと存じます。
現在では名称を変更し、新しい体制になった養護老人ホーム。
養護老人ホームに入居するには、どのようなステップがあるのでしょうか?
またどのような方々が入居しているのでしょうか?

養護老人ホームの特徴

養護老人ホームは、高齢になって経済的に不安を抱えている方にも安心して利用できるように作られた施設です。
老人ホームに入居したい。でも資金が・・・。
そんな思いがあったり、生活保護を受給している困窮した高齢者にも、食事面などを通じて健康に暮らせるよう、自立支援を目標に作られたのが養護老人ホームです。

養護老人ホームは介護施設?

じつは養護老人ホームは、介護サービスを受けることができる施設ではありません。
食事や健康面での見守りといったケアはありますが、介護サービスが施設側から提供されることはないのです。
人員体制に介護職員も設けられていないため、食事・排泄・入浴といった日常動作が自立していない方は入居が難しくなります。

特別養護老人ホームとの違い

養護老人ホームと、特別養護老人ホーム。
名前が似ているので勘違いしそうですが、この2つは全く違う施設です。

まず養護老人ホームに要介護の方が入所できないことに対し、特別養護老人ホームは要介護3以上の方しか入居できません。
また特別養護老人ホームでは、介護全般を行い、介護士の24時間の常駐が義務づけられているのですが、養護老人ホームにはそういった決まりがなく、介護の資格を持たない方が生活を支援しています。

 

養護老人ホームは自立支援が目標
では養護老人ホームでは何を目標としているかというと、社会復帰・自立支援・地域とのつながりの再構築です。
身寄りがなく、地域の方々とのつながりも、自治体との関りも無くなった方が養護老人ホームには入居しています。
退去後には1人で地域とのつながりを持ちながら生活ができるよう、職員がレクリエーションを行い支援します。
また養護老人ホームでは入居期限を決めてあり、より支援がスムーズに行えるよう考慮されています。

養護老人ホームに入居するには?

養護老人ホームに入居するには審査があります。
ではいったいどのようなことが基準で入居できるのでしょうか?

気になる入居条件は?

養護老人ホームに入居できる方は、自立した65歳以上の高齢者です。
要介護1以上の方は入居できません。
審査を行うのは自治体です。調査とそれに伴った判定基準を満たし、養護老人ホームに入居すれば社会復帰できると見込まれた場合、入居が決定します。

初期費用や利用料はいくら?

養護老人ホームには、敷金や入居一時金が発生しません。
ですので初期費用は0円です。
気になる毎月の利用料についてですが、こちらは前年度の収入を基準に細分化されています。
前年度の収入には本人以外にも同居している家族の収入が入ることもありますが、最高でも月額は14万円です。
低所得、生活保護受給の方には減免措置も用意されています。

養護老人ホームで受けられるサービス

名の通り高齢者を「養護」する施設である養護老人ホーム。
特別養護老人ホームのように完璧な介護体制もなく、介護士もいません。
入居中に要支援・要介護となってしまったら、どうすればいいのでしょうか?

介護サービスを受けたい場合は?

養護老人ホームは当初介護サービスが受けられない施設でしたが、2005年「外部サービス利用型特定入居者生活介護」の指定を受け、外部の介護サービスを受けられることができるようになりました。
もしも介護サービスを受けざるを得ない状況になったとしても、施設が契約する介護事業所から居宅介護サービスを受けることができます。

外部の介護サービスの種類

施設が契約している介護事業所って、それぞれどのような特色を持っているのでしょうか?
施設内には介護サービスを提供できるような設備も物資もありません。
ですから訪問介護や訪問入浴、デイサービスなどといった居宅介護を受けることになります。
例えば軽度の認知症と診断され要支援2と認定された。
買い物を1人でうまくできない。1人で施設に帰宅できないという症状があった場合、訪問介護の利用により、買い物代行をお願いすることができます。
他にも、施設のお風呂で1人で入浴できない方に訪問入浴の実施もあります。
それぞれ介護事業所との契約が必要です。

養護老人ホームに入居している方々の背景は?

自治体が間に入り、入居となる養護老人ホーム。
入居している方々は、それぞれどんな背景をお持ちなのでしょうか?
具体的にご説明します。

経済的に困窮している

困窮しているだけでは養護老人ホームへの入居とはなりません。
働き口がなく貧しく、支援してくれる身寄りがないため家賃を滞納してしまっている方。
近所の方の声掛けもなく、民生委員が訪問した時には部屋が荒れ果て、異臭でさらに地域の方々から疎外され、問題となったケースの方もいます。

困窮している方々のために作られた養護老人ホーム

介護施設ではありませんが、社会的に弱い立場にある高齢者を見守り、退居後も社会とのつながりを持ちながら自立した生活を送ることができるよう支援する養護老人ホーム。
近年は行政の措置もすぐには下りず、入居希望者に対し施設が不足しているという事実があります。
養護老人ホーム自体が増えるという見込みもないことから、入居が難しくなっていますので、入居をお考えの場合はお早めに民生委員の方までご相談ください。

老人ホームの種類

記事一覧に戻る
どんなささいなことでも構いません。まずはご相談ください!

未公開情報もあります。まずはご相談ください!