うまく行く遠距離介護は早めの準備から

うまく行く遠距離介護は早めの準備から

うまく行く遠距離介護は早めの準備から
仕事の都合等で年老いた両親と同居できず、遠距離介護も増えています。同居よりも介護に関する肉体的・精神的ストレスは低いとはいえ、離れていることで生じる心配もあります。両親が心身ともに元気な今のうちだからこそ、できる確認や準備もあります。いざという時に慌てずにスムーズに遠距離介護に入れるために今できることは何かを述べていきます。

この記事の目次

介護が必要になる前に考えたい、離れて暮らす親の生活

離れて暮らしているからこそ、周囲の人との関係を知っておく

安全に暮らしてもらうための確認

実家との往復にかかる費用負担を軽くする努力

遠距離介護になった時に、負担を減らして続けていけるように

介護が必要になる前に考えたい、離れて暮らす親の生活

実家に帰省する度に、両親、もしくは父母どちらかの老いを少しずつ感じ、介護についての関心も高まります。仕事や諸事情で一緒に住む事ができず、別居のまま遠距離介護に入るケースも増えています。まだまだ元気だと思っていた両親が、思わぬ骨折や病気がきっかけで急に介護が必要になるかもしれません。そんな時が来る前に、介護についてしっかり考えて準備しておく必要があります。

親の意向を聞くことから始めよう

まず、両親が元気な時になるべく帰省して、介護が必要になった時はどうして欲しいか、どうしたいかを確認しておきます。その希望で遠距離介護が可能なら、いざという時どんな方法を選択すればいいかも調べられます。
介護時は両親の財産で費用を支払うため、預貯金や加入している保険等についても把握しておきます。もし認知症等でどこに何を保管したかを忘れてしまってからでは探すだけでも大変です。両親の万が一に備えるために知っておきたいことを伝えて理解してもらいます。

人間関係に悩みがないかもポイント

また、両親の近隣の人間関係についても、いざという時連絡できる人や場所があるかも知っておけばより安心です。いつもこの日はボランテイア活動に参加している、サークルに通っているなど、両親の現在の生活について知っておくのも大切な情報源です。

地域ごとの取り組みがあるか確認

各市町村には地域包括支援センターが設置されています。高齢者のための相談窓口のパンフレットを手元に用意しておけば、必要な時にすぐ連絡できます。もし福祉サービスを受けるようになったらどのような手続きが必要か、等も事前に調べておけば、より安心です。自宅での介護が難しくなった場合にも、近くにどのような老人ホームや施設があるかも相談できます。

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離れて暮らしているからこそ、周囲の人との関係を知っておく

両親が普段、近所づきあいをどの程度しているのかも把握しておきます。毎日挨拶や世間話をしているようなら、何かあった時に気にかけてもらえる可能性が高くなります。近所に両親と仲の良い人がいる、何かあった時に頼りになる人が住んでいるなら、連絡先を聞いておくのも安心につながります。それらの会話から、両親が地域の中で孤立していないか、何かあって相談できずに困っていないかも確認できます。高齢者を狙った悪質な詐欺に遭わないためにも、何かあったら自分達や信頼できる人に連絡や相談ができるようにしておきます。

両親がどんな持病でどこの病院に通っているか、介護が必要になったら往診してもらえるか等も確認しておきます。
もし、週に何度か介護ヘルパーを利用している、もしくは民間の家事代行サービスをお願いしているようなら、その連絡先も聞いておき、できれば直接会って挨拶をして、両親に何かあったらすぐに連絡がもらえるようにお願いしておきます。すでに介護サービスを受けているなら、担当のケアマネージャーと今後どのような可能性があるか、どんな福祉サービスがあるかを教えてもらえれば、どのような備えが必要になるのかがわかってきます。

安全に暮らしてもらうための確認

高齢者が自宅でケガをする例は珍しくありません。家の中に危険な場所は無いか、バリアフリーに変えた方がよい場所があれば早めに工事を検討する、または実施するよう両親に提案します。
調理の時にガスを使っているなら、電磁調理器に変えれば火事の心配が減らせます。また、家電も、シンプルで使いやすく体に負担のかからないものが多く販売されています。

自宅が近隣から離れた所にあって心配なら、経済的負担はかかりますが、センサーや防犯カメラの取付け、民間警備サービスの利用も考えてみます。
できるだけ毎日、少しの時間でも電話して話をし、何かおかしいと感じる時には早めに対応できるようにしておきます。兄弟姉妹がいれば、みんなで分担し、誰が何曜日に連絡すると決めるなどすれば、それぞれの負担も軽くなります。いざという時に兄弟姉妹がそれぞれどのような役割を担うかを話し合っておくためにもよい機会です。
携帯電話やスマホによっては、家族登録すれば無料、または何時間話しても料金が変わらないシステムもあり、毎月の電話代の心配も少なくなります。パソコンがあれば、無料で使えるスカイプやフェイスブックの使い方を両親に覚えて使ってもらうのもよいですね。

実家との往復にかかる費用負担を軽くする努力

遠距離介護の場合、それが遠ければ遠いほど交通費が負担になります。どのような交通手段をとるか、また、お得な切符はあるかも調べておきます。飛行機は、航空会社によってはかなり安くなりますし、前売りなら更にお得になるサービスや、介護割引を実施している所もあります。
新幹線を頻繁に利用するなら回数券が便利です。時間はかかりますが高速バスも新幹線よりは安く、時期によって割引もあります。
金券ショップで扱っている切符やチケットの値段を確認しておけば、どうすれば費用を節約できるかもみえてきます。月に1、2度、何曜日に実家に行くと決めておけば、チケットの準備もしやすくなり、両親もこの日は逢えると楽しみが増えます。
仕事を辞め、実家に戻って介護をする選択肢もありますが、仕事を続けながら遠距離介護をする方が後々の自分の生活のためにもよい場合もあります。交通費をはじめ、いろいろな費用はかさみますが、便利な制度を賢く利用して経済低負担をなるべく軽くして、その分なるべく多く実家に行く機会を増やす方が、後悔の少ない遠距離介護につながります。

遠距離介護になった時に、負担を減らして続けていけるように

遠距離介護を続けるためには、ある程度の経済力と、自分や実家の周辺の人達の協力が重要です。いざという時のために必要な情報収集と準備をしておけば、その後長く続くかもしれない介護の様々な負担も軽減できる可能性が大きくなります。老いた両親が望む介護をできるだけ可能にするためにも、自宅と実家を往復する自分が疲れてしまわないためにも、今できることをしておくことが大切です。

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