高齢者本人が老人ホームの入居を拒否!その場合の対応は?

高齢者本人が老人ホームの入居を拒否!その場合の対応は?

高齢者本人が老人ホームの入居を拒否!その場合の対応は?
介護はする側もされる側も心身ともに疲弊することが多いものです。時には福祉サービスを活用したりしながら、距離を置く時間を作ることも大切です。 しかし、高齢者は住み慣れた自宅や環境を離れたくない気持ちが強いことも多く、老人ホームなどの入居を拒否することがあります。では、そういった場合にどう対応すれば良いかを解説します。

この記事の目次

高齢者は出来るだけ環境を変えたくない!その理由をまず明らかにしましょう

高齢者が抱える老人ホームのイメージとは?

それまでの暮らしに近い環境づくりを提案する

認知症の症状がある場合

高齢者本人の気持ちを尊重した話し合いを

高齢者は出来るだけ環境を変えたくない!その理由をまず明らかにしましょう

高齢者の多くは住み慣れた地域や自宅などから離れることに抵抗があるものです。それは、入居することの不安や「まだ自宅でも十分過ごせるのに」という不満などから来ていたりなど、何かしら入居拒否に至る理由があります。まずその原因を明らかにすることが大事ですので、切り出すタイミングを計り、本人が話しやすいような雰囲気でその理由を引き出しましょう。

理由が分かれば、次にそれを対処する行動に移すことができます。
しかし、この話し合いで大事なのは「邪魔だから老人ホームに入れられるんだ」などネガティブに捉えられないようにすることです。あくまで「本人の幸せのための入居」という前提で話を進めましょう。

高齢者が抱える老人ホームのイメージとは?

老人ホームへの入居を拒否する場合、老人ホーム自体にあまり良いイメージを抱いていないことがあります。「入居をしたら自由がないのではないか」「誰とも馴染めず一人きりになるのでは」「家族から捨てられて入居する場所だ」等、想像で良くないイメージを抱き、抵抗感が生まれるのです。

その場合は、実際に老人ホームがどのような場所なのか、入居者はどのように1日を過ごしているのかを知ることが大事です。入居を検討している希望者に対して、老人ホーム側も見学・体験入居などを実施していることも多く、実際に日中はレクリエーションなどに参加したり、1日の流れを体感することで、少しでも不安や不信感を払拭することに繋がることでしょう。
また、入居者やスタッフと会話をする場を持つことで、家族間では話せない不安や入居に対する質問などを本人が吐露できる機会となり、解決することも考えられます。

一度で納得いかない場合でも、最初はレクリエーションだけ、次は食事にも参加してみる、朝から夕方まで過ごす、一晩泊まってみる…など徐々に段階を踏み、本人が入居を納得するまで何度も通うということも時には必要でしょう。本人が望まないまま入居した場合、家族関係の悪化やトラブルが起きるリスクも高くなりますので、本人が納得する形での入居が望ましいです。
入居の話し合いをする中で、「面会は週に○回くらい来るね」「夜には電話するね」など気に掛けているということが伝わる声掛けを行うのも本人の寂しさや不安に寄り添い、安心させることになります。

それまでの暮らしに近い環境づくりを提案する

老人ホームに入居することを決意したとしても、やはり不安や不信感は多少なりともあるものです。今までの生活とは一変してしまうので仕方のないことですが、その不安に思う気持ちに十分理解を示し、それまでの暮らしに近い環境づくりを心掛けましょう。

出来れば住み慣れた地域に近い老人ホームを探す、自宅で普段から使っていたものをそのまま入居時に持ち込む、本人に日課や決まったルーティンなどがあれば、出来る範囲でそれまでの生活リズムを続けられるようにする等、入居後も以前と変わらない環境づくりを提案することで高齢者本人にも安心感が生まれます。
具体的には、普段使っていた食器や日用品を変わらず使ったり、自宅に飾っていた小物や絵などがあれば老人ホームでも飾ったりするだけでも心持ちは変わります。趣味があれば、それを入居後でも続けることが出来るよう、施設側に打診するのも良いですね。

認知症の症状がある場合

入居者本人が認知症を患っている場合、自分で入居の判断をすることが難しいことも多く、その際は家族の意向が反映されることもあります。しかし、本人が入居に対する拒否が強い場合、老人ホームからの脱走や他の入居者とトラブルになることも考えられますので「認知症だから」と決め付けず、きちんと入居する旨を説明し、時には本人が環境を認識するまで体験入居や見学に何度も足を運ぶということも必要です。
それでも本人の抵抗が弱まることがないということもあります。その場合は、老人ホームのスタッフと話し合い、施設側が受け入れてくれる体制であれば協力してもらうということも可能です。

認知症の介護は根気も要り、心身ともに疲弊し介護疲れを感じている家族も多いですが、本人もいきなり知らない場所で知らない人たちに囲まれ、パニックになったり、不安を感じていたりすることを理解し、介護スタッフと連携しながら「本人のための入居」を目指しましょう。

高齢者本人の気持ちを尊重した話し合いを

高齢者でなくとも、新しい環境を受け入れることに不安や抵抗感はあるものです。その気持ちを尊重し、感情的にならないよう穏やかな雰囲気での話し合いの場を設けましょう。時には家族だけでそれが難しい場合には、老人ホームのスタッフなど第三者を介した方が良い場合もあります。
老人ホーム入居を「本人の幸せのため」と前向きな気持ちで捉えて話し合いに臨みましょう。
また楽楽シニアでは、介護の経験が豊富なスタッフが無料で相談に乗っています。入居者本人も家族も納得のいく形で施設探しやアドバイスを行います。相手の目線に立って応対してくれるので安心してお尋ねください。

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