介護における高齢者への虐待の原因と有効な対策

介護における高齢者への虐待の原因と有効な対策

介護における高齢者への虐待の原因と有効な対策
少子高齢化に向かっている日本では介護を必要としている人の数が増加傾向にありますが、こうした要介護者の増加に伴って深刻な社会問題となっているのが、家族や施設の職員による介護者への虐待です。そこで今回は、介護における虐待の種類や事例を解説していくと共に、解決をするために必要な対策について詳しく紹介していきます。

この記事の目次

主な虐待の種類

高齢者への虐待が横行してしまう考えられる原因

高齢者の虐待を防ぐ必要な対策

不安な方はまずは楽楽シニアに聞いてみよう

思いやりと助け合いの気持ちを忘れない

主な虐待の種類

介護に関わる高齢者への虐待は年々増加傾向にあって、深刻な社会問題となりつつあります。一口に虐待と言っても様々な物があって、大きく数種類に分かれるのが特徴です。
その中で特に多いと言われているのが身体的虐待で、体を叩く、蹴るといった直接的な暴力や、薬を必要以上に投与するなどがあります。厚生省のデータによると、身体的虐待は全体の6割以上に上るとされていて、すぐにでも対策を練らなくてはいけない問題の一つです。

体に直接影響を与えない虐待としてネグレクトが挙げられます。これは本来行うべき介護を放棄して生活環境を悪化させて精神的な被害を与える虐待です。ネグレクトは意図的に行われることもあれば、家族を始めとした周囲の人間が気がつかずに結果的にそうなってしまうケースもあることから、虐待かどうかの判断をするのが難しいと言われています。
このネグレクトと同様に全体の2割前後の被害が起きているのが、要介護者の財産を勝手に処分、使用してしまう経済的虐待です。一見すると周囲の人間が変わりに金銭の管理をしているようにも見えるこの行為も、本人の同意を得ていなければ虐待という扱いになります。
そして、精神、肉体の両面で苦痛を与えてしまうのが無理やり身体的な行為をする性的虐待です。性的虐待については、日本では比較的少なく、全体の数%程度に留まっています。

高齢者への虐待が横行してしまう考えられる原因

高齢者への虐待が起きてしまう考えられる原因の一つが介護に対する知識や経験不足です。日本では少子高齢化に伴って介護を必要としている人の数は年々増加傾向にあるとはいえ、世間的な認知が低いのは否めません。自宅で介護をしているケースでは家族に知識がない上に周囲に相談をすることもできないことにストレスを感じて虐待を行ってしまうという事例も多いと言われています。
これは家族だけでなく仕事として携わる介護職員にも同様です。介護職は社会にある数多くの仕事の中でも医療職と並んで離職率が高く慢性的な人材不足に頭を悩ませている業界の一つに挙げられます。そのため、求人の応募も多く採用されやすいという理由で、全くの未経験の状態で他業種から転職で入ってくる人も少なくありません。

こうした人材は時間を掛けて育てるのが一般的です。しかし、人材が不足している現状ではそうした余裕もなく、例え未経験であっても他の職員と同様の扱いをせざるを得ません。何も知らない状態で様々な業務を任されて精神的に不安定な状態で仕事を続け、職場の人間関係や介護者の家族からの無理難題の要求にストレスが蓄積してしまう人もいます。その結果、溜まったストレスの捌け口として虐待に走ってしまうのです。

高齢者の虐待を防ぐ必要な対策

介護をする上で最も大事なのはストレスを溜めないことです。施設を利用せずに自宅で介護を行う場合には、一人で抱え込まないこと重要になります。家族で協力し合って役割を分担して一人ひとりの負担を軽減して行くことが、常に平常心で介護に向き合うコツです。もし助け合える家族や周囲に相談できる人がいない時は、一人で抱え込まずに専門家を頼り、必要に応じて介護サービスの検討をすることが大切になります。

デイサービスを始めとした施設に任せるのであれば、信頼できる所を探さなくてはいけません。見極めのポイントの一つとして挙げられるのが職員のメンタルケアの有無についてです。例え仕事として介護に携わっていると言えども、人間である以上肉体、精神共にストレスが溜まるのは避けられません。信頼できる業者は、この職員が抱えるストレスについて定期的なメンタルチェックによって把握をし、上手く発散できるような取り組みを行っています。介護業界の離職率の高さの理由にある職場の人間関係についても同様です。良好なコミュニケーションが取れている施設は、職員同士で助け合いによって仕事の負担を減らすことができるので、患者に対しても真摯に向き合うことができます。そのため、施設を選ぶ時は事前に下見をして雰囲気を確かめておくことを忘れてはいけません。

施設を運営する事業所においても、要介護者やその家族に信頼されるための努力が必要です。現場の職員が抱える悩みや不満に付いて敏感に察知をして、面談など話し合いの場を設けて改善をすることが健全な状態を作る鍵となります。

不安な方はまずは楽楽シニアに聞いてみよう

高齢者に対する虐待の現実や、それを防ぐための対策などをご紹介しましたが、介護の手を求めている方もいるのも現実です。
関東近郊の老人ホームを紹介している楽楽シニアでは、現場のプロが厳選した温かみのある老人ホームをご紹介しています。
大切な家族が安心して暮らせるよう、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

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思いやりと助け合いの気持ちを忘れない

要介護者の多くは一人で日常生活を送ることができずに、他者の協力を必要とします。介護を受けている本人自身、助けを借りなくては生きられないことに対して、歯がゆさや申し訳ないという気持ちを持っているのです。このことを忘れずに思いやりをもって接すること、仕事としてではなく、一人の人間としてしっかりと向き合うことが虐待をなくすために必要な心構えと言えます。

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